SWAN ―白鳥― 懐かしの名場面&セリフ
『SWAN−白鳥−愛蔵版より』 1巻 P14より

「踊ってる……!?」

憧れのマヤ・プリセツカヤとアレクセイ・セルゲイエフの「白鳥の湖」公演に駆けつけた真澄。無理やり楽屋を訪ねたものの本人たちを前にして、緊張のあまり声も出なくなってしまう。警備員から連れ出されそうになった真澄は、とっさに靴を脱ぎ、プリセツカヤの踊ったブラックスワンをまねて踊りだすのだった……。
真澄の素直さ、純粋さ、大胆さをわかりやくすあらわしたSWAN―白鳥―連載第1回の名場面。 後年の成長を予感させるなにかがここにはすでにあった……!

有吉先生からひとこと

このシーンは、現在、「SWAN―白鳥―」を紹介していただく場合、代表的なひとコマとして紹介されることが多いのですが、描いているときはここまで皆様にとってインパクトの強いシーンになるとは思っていませんでした。作者自身が一番ビックリしています(笑)。
当時のことを思い起こしてみると、<主人公の真澄ちゃんが心の底から憧れているダンサー二人に出会って、パニック状態! 舞い上がってしまい、言葉も出ない。そんな時、まだ10代のこの田舎から出てきた少女はどんな気持ちなのだろうか>と、ただひたすら想像。その気持ちをそのまま表したら、真澄ちゃんが踊りだしてしまったんですよね。
今思えば、このシーンでこのままSWANを読み続けてくださるか、あまりにもありえない話(笑)に拒否反応か、読者の方も二つの道に別れたのかもしれないなあ、なんて想像して楽しんでいます。
(有吉先生・談)

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